自然療法士からのアドバイス -生活習慣を変えて膀胱炎予防

女性の多くが膀胱炎を経験しますが、男性や子どもにも起こる病気です。尿路感染症とも呼ばれる膀胱炎は膀胱中の細菌が増殖して起きるもので痛み、頻尿、排尿時の灼熱感といった症状が現れます。妊娠中の女性が膀胱炎になることも多く、早産の原因のひとつともなっています。カーメン ヴァンザンテンさん(自然療法医、助産師)に、膀胱炎予防に役立つこと、やってはいけないことを聞きました.. 

女性は尿道(膀胱から尿を体外へ出す管)が短いために、繰り返し膀胱炎になる場合が多くあります。尿道が短いと、膣周辺の細菌が比較的容易に膀胱まで上がっていってしまい感染症を引き起こしてしまうのです。ピチピチのきつい下着やズボンの着用、サイクリング、セックス、ペッサリーの使用、殺精子剤、通気性の悪いおりものシートなどは感染のリスクを高めるんですよ

また、おしっこを完全に出し切らないと、もっと深刻な腎臓感染を引き起こすこともあるんです。膀胱の収縮性が足りないとおしっこが残ってしまい、やはり腎臓感染につながる場合があります。骨盤底筋トレーニングで筋肉を引き締めたり緩めたりすれば筋肉が強くなり、排尿時に膀胱をすっかり空にすることができます。そうすれば細菌は繁殖が防げますよ。

では、膀胱炎にならないためにはどうすればいいでしょうか。直接の原因は様々ですが、普段の生活習慣の中には、予防に役立つこと、逆に膀胱炎を引き起こしやすいこと、というのはあります。

よくないこと

  • 砂糖の摂取。低糖質の食事を心がけましょう。砂糖は細菌の繁殖を助けます。
  • きついズボンの着用。股間がきつすぎるズボンをはかないようにしましょう。
  • 石鹸やクリームの使用。膣付近は石鹸やクリームを使わず、水だけで洗いましょう。通常、粘膜のph濃度は細菌増殖を防ぎますが、石鹸を使うとこの働きが妨げられてしまいます。
  • カフェインやアルコールの摂取。カフェインやアルコールは控えましょう。

よいこと

  • 充分な水分摂取。少なくとも一日に1.5リットルの水を飲みましょう。
  • 避妊方法を変えましょう。(ペッサリー、殺精子剤、ルモン剤による避妊は膀胱炎のリスクを高めます。)
  • 性行為後の排尿。
  • 呼吸の楽な下着の着用。(カリン下着など!)
  • トイレのあとは、前から後ろに拭くこと。
  • プロバイオティックを摂取すること。
  • 無糖のナチュラルヨーグルトを食べること。
  • 味噌、ザワークラウト、キムチ、ケフィア、昆布茶などの発酵食品を食べること。

繰り返し膀胱炎になってしまう人は、お医者様に相談し原因をはっきりさせ、しかるべく治療しなくてはいけません。同時に、野菜、果物、全粒穀物をたっぷり食べましょう。また定期的な運動も必要です。こうすれば免疫力が高まり、感染を初期段階でやっつけることができますよ。

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